ユーレカを出発してからとてもよい環境に恵まれている。
ユーレカ・サウンド(入り江)の氷は北のマーカム・フィヨルドのものとは全く違う。

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場所によっては氷の状態がこんな感じのところもある。
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氷の状態が写真のように平らであるということは、ここでは風がほとんど吹かないということの証明でもある。
今まで実質的にスキー・セーリングできたのは1時間だけだが、その時は約10km進めた。
コンディションさえよければ、一気に進むことができるのに!

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でも今は我慢して歩かねば...
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南は北に比べてだんぜん明るく、日も長い。日中は太陽の暖かさを感じることができる。
もちろんこの気候は我々にとってよいことである。毎朝目を覚ますと、太陽の光がテントに降り注いでいる。
曇りだったり風の強い日でない限り、日中の気温は快適そのものだ。
ユーレカ・サウンドにはたくさんの氷山がある。この地域の氷河から崩れ落ち、溶けてしまうまで、辺りをさ迷っているのだろう...

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ユーレカ・サウンドの氷山
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Stor島はユーレカ・サウンド内にある島である。“Stor”とはノルウェー語で“大きい”という意味である。
この他にもこの辺りの地図には数多くのノルウェー語の名前がある。
これまで多くのノルウェー人がここを探検し土地を発見しては名前を付けていったということなのだろう。

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Stor島を南から写した写真
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ホヴァード・スヴィダル‐ホーガン
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