長い準備期間を終え、チームはようやくヌナブト準州、レゾリュート・ベイに到着した。
この小さな村は1845年サー・フランクリンが訪れた後、その船の名前HMSレゾリュートから名づけられた。
レゾリュート・ベイは人口約300人の小さな村だが、学校、コンビニエンス・ストア、ガソリン・スタンド、ホテル、小さな教会などのインフラ設備はとても充実している。

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ケンブリッジ・ベイ空港でヌナブト準州の旗を広げる大場隊長
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レゾリュート・ベイのカウスィートトック・インズ・ノースホテルから撮った日の入り
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到着してもう二日経つ。旅の準備に追われ、時間はどんどん過ぎてゆく。時間は有効に使わねば。
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日本通運のおかげで、無事荷物が到着。装備のチェックと調整をして来るべき日に備える。
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装備が格納されているガレージ。すべての準備はここで行っている。
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我々が滞在中のカウスィートトック・インズ・ノースホテル。
ホテルのスタッフの温かいもてなしを受け、快適に過ごしている。
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到着後、ほとんどの公的な手続きは済み、パークス・カナダ(カナダ国立公園を管理する政府機関)の担当者から電話連絡を受けた。
カナダの国立公園に入るには、入園申請の書類を準備するだけではなく、
事前にパークス・カナダから入園にあたっての説明会があるのだ。
最初の行程では、エルズミア島内にあるクーティニルパーク国立公園を通過することになっている。
この時期、ワード・ハント島付近の氷の張りはよくないため、北から国立公園に入り陸地を歩いていく予定だ。

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ホテルのすぐ外にある道標。世界中の各都市までの距離と方向を示している。
日本(東京)とロシア(モスクワ)までの距離の表示はあるが・・・。
ノルウェー(オスロー)まではどうしてないの?
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ヌナブトの日の入り
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出発に向け、準備をすすめるガレージにて。
左からホヴァード(ノルウェー人隊員)、ステパン(ロシア人隊員)、大場(隊長)、小林(ベース・マネージャー)
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ホヴァード・スヴィダル‐ホーガン
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